ただそれだけなんだけど。


あのね。


あのね。


あのね、


たくさんはなしたいことも聞きたい事も笑い合いたい事もいわなきゃってことも。

ごめんねやありがと。


たくさんあるの。

つたえたい、つたえなきゃ。

でもどうやって？


あのね、

いつもそこでとまっちゃうんだ。
考えすぎたりなのかな。


焦って言葉にならなかったりするんだ。

あのね。


四か月たったんだ。

梅雨明けしたんだ。



差が激しくて、大きくて、多くて。

心苦しいときがあるんだ。

ありがとうっていうのも。

がんばろうっていうのも、うちは幸いひがいがってはなすのも。

空回る言葉が見えるようで。


あのね。


なんでもないことなんだけどね。

仕事も趣味も生活も満喫できればいいなんて、よくばりか。

生活はまあほどほどに。恋愛関係はどこかになげてるけどそれでいいのだ。
仕事もひとにめぐまれた職場。ほどほどに忙しい。
趣味は今度生徒展があってそれに出展する。楽しいが続いてるのはよいことだ。

健康だし多分十分にみたされてる。


これ以上を望むなんて、欲張りもいいところ。


毎日がある。
それでいいのだ。

梅雨入りしたのよね、と首をかしげるほどの晴天。

さあ、明日もやりぬくためにおうちに帰ろう。

みんないろんなことをかんがえてる。

すごいこと、すてきなこと。

だいじなこと。


うごくひとと
うごかないひとと
うごけないひとがいて
みんな考えていて、なやんでいて。

進まなきゃならない方向は一緒のはずなのに、かみ合わなくて進まないものごとが多くてイラダツひとがいて。




否定じゃなくて、『いいね、それ』から始まる話し合いをしてほしいと、

みんなすごいこと、すてきなこと、だいじなことを考えているのだから。

間違いか、愚策か、悪法なのか。全部がそうなるわけじゃないのだから。

黙っているだけじゃなくて


うごくひとも、うごけないひとも、うごかないひともいるの


わからないけどできることをしようとするひとがいるの



ねがうだけじゃだめ
いのるだけじゃだめ
うごくだけじゃだめ


黙っていたら考えていることはわからないの

小さな声が遠くまでとどかないことはしっているの

だけどでもどうか、どうか。


考えや意見を、否定するだけじゃなくて。

今日も暑くなりそう。